最近、焼きうどんパンや(プチ贅沢な)ケーキパンを食べたから、カロリーオーバーじゃ!
久しぶりにヘルシーなパンを作ってくれ。
そうね・・
ちょっと、やりすぎたわね(^▽^;)
じゃあ、太白ごま油を使ってパンを作ろうか?
コレステロールゼロだしね♪
おぉ、それはいいのぉ!
ところで、今度はどんなパンを作るのじゃ?
雑穀パンなんてどうかしら?
雑穀パンかぁ♪
それはいいのぉ♪
ところで、雑穀って米なのか?
・・えぇと・・
雑穀米っていうけど・・
米?穀物・・・??
それについても調べてみます。。
ということで、太白ごま油を使ったパンの第3弾を作ることにし、早速 Google でいろいろと調べてみました。
・太白ごま油パン 第1弾 は太白ごま油で作る食パン
・太白ごま油パン 第2弾 は太白ごま油で作るおからパン
まず最初に調べたのは今回の主役でもある「雑穀」についてです。
調べてみたところ、「雑穀」は一般に米、小麦、大麦を除く穀類のことということが分かりました。
雑穀 = 米ではなく、米と一緒に炊くことによって「雑穀米」と呼ばれるようです。
レシピは生地に雑穀を混ぜて作るレシピが多かったので、その方法で作ることにしました。
しかし、ここで気になったのが雑穀の下準備のことです。
調べていく中で、
- そのまま投入
- 水に浸しておく
- あらかじめ茹でておく
この3つの下準備方法があり、どれで作っても美味しく作れるみたいなのですが、せっかくなので、この3つの下準備で3種類の雑穀パンを作り、焼き上がりがどう違ってくるのかを確かめてみようと思います😊
雑穀パンのレシピと作り方
雑穀パン(6個)
・強力粉・・200g
・砂糖・・15g
・塩・・3g
・ドライイースト・・3g
・太白ごま油・・10g
・水・・130cc
・雑穀・・30g
今回、私が使用したのはご飯に混ぜて炊く雑穀です。
雑穀30gを3等分し10gずつ違う下準備をしました。
A、そのまま
B、30分水に浸し、水気をきっておく
C、沸騰したお湯で7分間茹で、水気をきっておく
この段階で見た目でもBは少しふっくら、Cはかなりふっくらしています。
生地をこねる
【1】ボウルに太白ごま油以外の材料を入れ、全体が大体まとまるぐらいまで混ぜ合わせます。まとまってきたら、太白ごま油を加え、さらに混ぜ合わせます。
【2】ひとまとまりになったら台の上に取り出してこね、約20分こねていきます。
【3】こねあがったら生地に雑穀を混ぜ、生地の表面を張らすようにして丸く形を整え、ボウルに入れ、乾燥しないようにラップなどかぶせる。
※今回は3種類の生地を作っていくので、ここで3等分してそれぞれにA、B、Cを混ぜました。
3分割した時点での生地量は1つ115gでした。
そこにA、B、Cを加えた生地量は
A、125g
B、129g
C、136g
となっていました。
この段階で、Cだけは水分量が多くベタつきがあり扱いずらかったです。
1次発酵→ベンチタイム
【4】レンジの発酵機能を使って、40℃で約2倍の大きさになるまで1次発酵する。(※時期にもよりますが、大体60分ぐらい)
【5】約2倍ぐらいの大きさになり、1次発酵終了です。
【6】1次発酵終了後の生地を取り出し、ガス抜きし6分割します。
※今回の6分割の場合
A・・62gが2つ
B・・64gが2つ
C・・67gが2つ
となりました。
【7】生地を丸め直し、しっかり閉じ目を閉じ、ベンチタイムを20分。
2次発酵
【8】ベンチタイム終了後の生地を取り出し、ガス抜きをし丸く形を整え閉じ目を閉じる。
※今回は目印にBは黒ゴマ、Cには白ごまを振りました。
【9】レンジの発酵40℃で約2倍になるまで2次発酵させます。(※時期にもよりますが、大体30分ぐらい)
焼成
【10】2次発酵終了後の生地に霧をふき、180℃に予熱したオーブンで約14分焼成して完成。
焼き上がった3種類のパンです。
見た目はA、Bはそれほど違いを感じませんでしたが、Cだけはふっくらと大きく焼き上がったように見えます。
味がどう違うのか早速、焼きたてを食べてみようと思います
おさらい
A、雑穀をそのまま混ぜた生地
B、浸水し、水気をきった雑穀を混ぜた生地
C、あらかじめ茹で、水気をきった雑穀を混ぜた生地
今回はパッと見ただけでは分からないということで、A、B、C の内訳は後程ということで食べてもらいました。
ほぅ・・・!
なんともいい香りじゃのぉ!
A から順番にいただこうかな。
これは美味い!
このまま食べても充分に美味いのぉ~
そうねぇ♪
こんなに雑穀パンって美味しいのね♪
次は B をいただこうかな。
これも美味いのじゃが、ジャムかバターを塗りたくなるのぉ。
さっきのAの方が味が濃かったなぁ~
そうですか~
さて、次はCじゃ。
これは見ただけでも、ふわふわして大きいのぉ!!
どれどれ♪
おぉ!!
これはもっちりして甘味も感じるのぉ!
何もつけなくても充分じゃ!
じゃあ、これが一番ヘルシーってことですね♪
3種類の生地で作ってみた感想
●Aの生地
最初、扱いやすかったのですが、発酵していく段階で雑穀が少しずつ水分を吸っていくのか、やや固めになっていきました。
このレシピ全量で作る場合は、水分量を少し多めにしておくとうまくいきそうです。
●Bの生地
全工程を通して一番扱いやすかったです。
このレシピで全量作るのにピッタリだと思います。
●Cの生地
最初からベタつき、ぎりぎり扱える感じでした。
このレシピ全量で作る場合は水分量を減らして作るか、生地を扱うときに打ち粉をするとうまくいきそうです。
3種類のパンを食べた感想
●Aのパン
雑穀のプチプチ感を一番感じられました。
そのまま何もつけずに食べても充分に美味しかったです。
雑穀をより感じたい人にオススメです。
●Bのパン
充分に美味しいのですが、ジャムやバターなど少しつけて食べるともっと美味しくいただけました。
こちらはジャムやバターをつけて楽しみたい方にオススメです。
●Cのパン
見た目も一番大きくふわふわで、下茹ですることで雑穀の甘味が引き出され、何もつけずそのままで食べたいパンでした。
水分量も一番多く、柔らかさと雑穀のムッチリ感があるパンに仕上がり、とても美味しかったです。
こちらは何もつけなくても甘みを味わえるということで、ヘルシーなパンを食べたいという方にオススメです。